初めて山行を共にするメンバーの自己申告登山経験を鵜呑みにした為に・・

2005年
4月
性別 男性
年齢層 50歳代
登山形態 雪山

状況 上越のマイナーな雪山を男2名、女2名の計4名で計画した。パーティーの中に新人会員が1名(女性)おり、彼女の登山経験を本人の申告だけで判断してしまい連れてきた。

稜線上には不安定な残雪ブロックが残っていてきわめて不安定な状態だったので、途中で往路を引き返すことにした。

ところが、新人会員の雪上での登下降技術が未熟であったため、下降に相当な時間を費やしてしまい、登山口に着いたのは暗くなってからだった。(登りに4時間、下りに7時間要した。)

教訓・反省 初めて山行を共にするメンバーの力量を十分に把握すること。そのためには、本人申告の過去の山歴を鵜呑みにするのではなく、本番の山行前に必ずトレーニング山行を設定して、そこで本人の技術・経験を確かめることが大切であると痛感した。